便座にヒビが・・・。割れちゃった・・・。よくありますよねー
いや、そんなに頻発することではないですが、古くなっていたり、雑にバターンと閉めていたりするとパリッと割れちゃったり。
我が家の便座もヒビが入っちゃって、瞬間接着剤でくっつけてみたり、ガムテープでグルグル巻にしてみたりでしばらく使っていましたが、やっぱり割れてる感じが気持ち悪いしケチってないでいい加減変えようと思いました。
でも、「業者に頼むと高そう、というかどこに頼めばいいの?」「頼むことが面倒くさい」という人も多いのでは?
実は、便座の交換はめちゃくちゃ簡単です。
特にウィッシュレットのない普通便座やただの暖房便座なら本当に簡単です。
という訳で実際にやってみました。
step1. 付いているものの確認
今回は、現在付いているものをそのまま新品に交換します。
我が家は汲み取りの洋式で、暖房もなにもない普通便座です。
基本的に便座の脱着は水洗でも同様です。
ウォッシュレットではウォッシュレットの水の配管が追加になりますが、今回は触れません。
一番簡単、確実なのは同一品番の新品に交換することなので、型式を調べます。
TOTOであれば便座の裏にあったりします。

https://jp.toto.com/aftersupport/number/
各メーカとも型番の調べ方はHPに紹介されています。
TOTO
INAX
我が家の場合は「TOTO TC262」という型番でしたが、廃盤品の模様。
ググると下記のサイトがヒットし、後継型番は「TC290」ということもわかりました。
TC290はアマゾンでもモノタロウでも在庫があり、簡単に手に入りそうです。
ただ、蓋がゆっくり閉まる機能が欲しかったので今回は別物にしました。
step2. トイレの寸法確認
同一型式なり、後継型番であれば特に確認するまでもないし、現在の型番から寸法がわかるので必須の作業ではないですが、念の為に確認しました。

https://jp.toto.com/products/toilet/setting/point.htm
トイレにはざっくりエロンゲートサイズとレギュラーサイズの2種類があります。
先程のTOTOのTC290はレギュラーサイズ、TC291はエロンゲートサイズとなっており、多少サイズが異なります。
一応、測ってみましたが、やはりレギュラーサイズでした。
便座によってはどちらのサイズにも対応しているものもあるので、心配だったり測るのが面倒くさければ兼用便座を選ぶのもいいと思います。
step3. 便座購入
今どきアマゾンなどの通販でも簡単に買えますし、大き目のホームセンターや家電量販店に行けばそれなりの種類から選べます。
今回は蓋がゆっくり閉まる機能だけ欲しかったのと、お値段が安かったので、「SANEI PW9032-W」を通販で購入しました。
買ったあとに気が付きましたが、近所のコメリでも同じものがありました。
この商品はエロンゲートサイズとレギュラーサイズの兼用品です。
取り付け穴ピッチも140mmでTOTOのものと同じと一応確認。
step.4 便座の取り外し
ものもすぐ届いたので早速、交換を始めます。
便座のヒンジの裏を確認するとナットで取り付いていました。
これは工具不要タイプだったので手で簡単に緩みました。


ゴムクッション的な部品が張り付き気味でしたが、少し力をいれれば特に問題なく剥がれて、便座を外すことができました。
新しい便座をつける時に残っていると邪魔になるのでブッシュやワッシャが残っていないか確認します。

step5. 便座の取り付け
今回買った商品は裏からナット固定ではなく、ゴムブッシュ式。
要は便器の上から作業できるタイプで、必要工具もドライバーのみ。

説明書に従って、ゴムブッシュを便器の穴に入れて。

取り付けベースをねじで固定。
この時にネジを締め付けることで穴の中でゴムブッシュが変形して固定される仕組みのようです。
どこまで締め付けていいものか少しわかりにくいですが、便座を付けてグラグラしなければ良しとしました。

また、ベースの取り付け位置がずらすことができて、これにより便器サイズに対応します。

完成。
所要時間は掃除込みで15分くらい。
SANEI PW9032 レビュー
使用感は極々普通の便座です。何も問題はありません。
欲しかった蓋がゆっくり閉まる機能はバッチリ機能しています。
これで、勢いよく蓋を閉めて割れてしまう事故は防げるはず。
ゴムブッシュ式取り付けは、便器の上側からの作業ですべて済むので楽ちんです。
特にスペースの狭いトイレの場合はありがたみがありますね。
ナット取り付けに比べるとゴムの弾性がある分、力を加えれば多少動きますが、日常で使っている限りで気になったことはありません。
サイズ兼用なのでレギュラーサイズの取り付けだと後ろに少しはみ出します。
機能上困ることはないですが、見た目を気にする人は兼用じゃないやつのほうがピッタリくると思います。
普通便座ということで機能よりもコスト重視なので、TOTOよりも安いこともあり満足しています。
まとめ
便座交換は非常に簡単です。
ボルトや部品をうっかり便器の中に落としさえしなければ。
割れてしまっていたり、気に入った機能の便座に変えてみたり、色を変えてみたりと気軽にチャレンジしてみてください。
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