1.はじめに
度重なる増税、子供が生まれた、嫁さんがうるさい、健康問題・・・。
禁煙する理由は数多あれど結局「わかっちゃいるけどやめられない」のがタバコ。
とりあえず禁煙にチャレンジしたけどだめだこりゃ。
禁煙したら辛い、しなかったら嫁さんやら世間の風当たりが辛い、そんな思いをしているのは僕だけじゃないはず。
そんな半分愚痴、半分禁煙にチャレンジするみんなへの応援の禁煙チャレンジ記録です。
専門家じゃないから有益な情報がどうこうは期待しないでね。
2.禁煙を始めるまで
私の場合は大学生の頃からチラホラと吸い始めて飲み会ではそこそこ吸うけど、吸わない日もある、1日5本とかそんなもん。というのが大学院を卒業するまで数年続いた。
本格的に吸うようになったのは就職後。中堅メーカーに就職した私は上司や先輩、他部署の人と喫煙所で仲良くプカプカ。1日15本程度吸うようになっていた。
それからまた数年。結婚、退職、引っ越し、自営業に、子供が生まれたとドタドタっと環境が一変。妻から激しく禁煙を迫られるように。
タバコが悪いのなんてわかっちゃいるけどやめられない。←イマココ。
3.タバコのデメリット-いうまでもなし
そんなん言われなくてもわかってるわ!
知りたい人はググれ!
4.タバコのメリット-喫煙所は人脈作りの場
ここまでタバコを吸ってきたのは依存性だけの話だけじゃなくて、それなりにメリットがあったのもある。
それはコミュニケーションツールとしての役割があったから。
小学生の頃は何がなくとも休み時間とかにクラスメイトとかと仲良くなれた。スマブラでもマリパでもやればもう仲良し。みたいなところがあった。
時が流れて社会人になると、コミュニケーションツールは酒、ゴルフ、タバコになっていき、喫煙所が貴重な社内人脈作りの場所になっていた。私はゴルフはやらなかったし、地方の会社なので飲み会も年数会だったので残るはタバコでした。
正直、喫煙所コミュニケーションのメリットをかなり享受していたと思います。
皆さんの様なそんなものなくても上司とも他部署の人ともおしゃべりして仲良くなれるよというコミュ強には分からないかもしれないですが。
これは会社とか各部署の雰囲気によって共感する人もできない人もいると思います。
確かに人事は喫煙所で決まるなんて言われた時代もあるみたいですが、正直そういう時代ではなくなってきていると思います。
私の場合は退職イベント発生によりこのメリットはほぼ失われました。
5.仕方がないので禁煙してみた
増々タバコを吸う理由もなくなり、風当たりも厳しくなったので仕方なくタバコを辞めてみた。
結果、無理でした
禁煙1日目 吸いたいがなんとか耐える。
禁煙2日目 眠気がヤバい。無気力もヤバい。飯のとき以外一日中寝てた。夜も普通に寝てた。嫁も心配しながら応援してくれる。
禁煙3日目 一日中寝てた。ダルさ改善なし。嫁の機嫌が若干怪しい。
禁煙4日目 一日中寝てた。ダルさ改善なし。嫁の機嫌がヤバい。
禁煙の苦しさ、嫁の機嫌の悪さ等のN重苦に耐えきれず禁煙終了。仕方ないよね。
6.禁煙なんて無理無理無理
一般的にタバコをやめた禁断症状として眠気、だるさ、イライラ、体重増加は言われますが、想定の100倍辛かった。眠気と無気力がヤバかった。布団から出られない。退職後の無職期間でなければ社会生活に差し支えていた。
ちらっとググって信頼性が高そうな情報を元に頑張ってみたのよ。
厚生労働省 e-ヘルスネット 禁煙支援
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco-summaries/t-06
禁煙開始後数日間は「たばこが吸いたい!」という気持ちが1日数回出現することもあります。
厚生労働省 e-ヘルスネット 禁煙の準備 – 禁煙7日前から行う、禁煙のコツを教えます!《準備編》
~中略~
たばこを吸いたい気持ちは1日中ずっと続くわけではありません。長く続いても3分~5分です。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-06-002.html
嘘だ!
一日中タバコ吸いたかったぞ。
たばこを吸いたくなる場面を手帳に書き出し、そのときにたばこを吸うこと以外で可能な3~5分の行動や、たばこの代わりになるものを事前に考えておくなどすることで、急な喫煙欲求にも対処が可能となります。
下記に一例を挙げてみました。
厚生労働省 e-ヘルスネット 禁煙の準備 – 禁煙7日前から行う、禁煙のコツを教えます!《準備編》
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-06-002.html
たばこを吸いたくなる場面 | 代わりになる行動 |
---|---|
朝起きてすぐ | すぐに顔を洗う |
食事の後 | 歯磨き |
コーヒーと一緒に | コーヒーを紅茶に代える |
出勤中の車の中 | 大声で歌う |
仕事の休憩時間 | 職場の人に禁煙宣言をする |
帰宅時の車の中 | 深呼吸 |
アルコールとともに | 冷水を一緒に置いておき、吸いたくなったら飲む |
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-06-002.html
嘘だ!(絵は略)
顔洗って歯磨いて爽やかにタバコ吸いたいわ。
コーヒーも紅茶もモンエンもレッドブルもタバコに合うわ。
歌や深呼吸や冷水ごときで喫煙欲求が満たせるか。
7.禁煙禁煙言うけどみんなそんなにできてるの?-禁煙の成功率
自己流で禁煙をできないのは意志が弱いからではなく、『ニコチン依存症』という薬物依存だからなのです。
新宿つるかめクリニック ブログ 禁煙治療について
禁煙に自力で取り組んだ場合の成功率は10%程度ですが、治療による禁煙成功率は70~80%となっています。
https://tsurukamekai.jp/blog/20210227.html
自力でやったら9割失敗するのね。
僕が意思の弱いクズのヤニカスだったからじゃないんだ。よかった。
ここでひとつ結論として
なんの対策もなしに自力で禁煙するのは9割以上の確率で無理
ということがわかりました。
次回以降もうちょっと対策を立ててチャレンジしてみましょう。
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